6年ほど前に増築工事の注文をいただいたお客様からご相談がありました。
膝の関節が悪く手術したが高齢でもあり思うように動くことができず、日常の生活に不具合が生じているとのこと。
早速お伺いしたところ、平坦なところは何とかなるようでしたが、玄関などの段差の昇降やトイレ・お風呂の立ち座りに困っているご様子で早速手すりや踏み台の設置をご提案しました。
高齢と膝の不具合で介護の認定が出ているということでしたので、豊田市の介護福祉課で高齢者住宅改修助成事業の申請を行いました。
1.パンフレット
2.実施箇所図面
3.現状写真
資料を揃え申請しましたので承諾後に工事予定です。
介護保険自己負担割合の比率により助成金額は違いますが、対象工事金額の上限額(20万円)の7割から9割まで補助を受けられます。
さらに介護保険自己負担割合が1割の人は、工事内容によりますが「豊田市すこやか住宅リフォーム助成事業」により最大18万円(9割)の補助を受けることができます。
対象となる方が条件に合う工事をされる場合は、仮に40万円の工事であれば36万円の補助を受けることが可能となります。
介護認定を受けてもできるだけ住み慣れた自宅で自分で生活したい方は多いと思います。手すりの取り付けや段差の解消、和式便所を洋式に変更することで転倒の危険が減り、安全に生活できるのでこういった制度の活用をご検討されてはいかがかと思います。