11月末日となり寒さも本格的になってきましたが、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか?
今月初めの11月5日、阪神タイガースはオリックス・バファローズとのSMBC日本シリーズ2023を制覇し、38年ぶり球団史上2度目となる日本一に輝きました。
日本一の喜びを伝える新聞紙面の中に、面白い記事がありましたので、ここでご紹介させていただきます。
『「カブスがワールドシリーズ優勝?」。米SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー・パート2」(1989年)で2015年に移動した主人公は未来の立体映像ニュースで米大リーグの結果を知って驚く。
ヤギを連れたファンを邪険にして優勝とは無縁になったとされるシカゴ・カブスの「ヤギの呪い」を踏まえたギャグ。カブスは映画の設定から1年遅れた16年に108年ぶりの「世界一」に輝いた。
「カーネル・サンダースの呪い」はヤギほど強力ではなかったか。85年の阪神リーグ優勝時に道頓堀川に投げ込まれたケンタッキーフライドチキンの看板人形だ。24年後に回収され、効力が薄れたのかもしれない。
阪神が59年ぶりの関西対決を制して38年ぶりの日本一に返り咲いた。米大リーグの公式サイトは「呪いが解けた」と伝えた。「前回の日本一は27歳だった」。岡田彰布監督の言葉に当時を思い返したファンも多いだろう。
球団創設50年の節目。「バース、掛布、岡田」の3連続バックスクリーン・ホームランが鮮烈だった。西武との日本シリーズを制し、「トラキチ」が流行語になった。
野球を取り巻く状況は変わった。地域と各球団のつながりが深まり、巨人中心の「中央集権」構造は崩れた。中継は減ったものの、スタンドに足を運ぶファンは多い。関西対決の盛り上がりはその証左だろう。3月のWBC優勝に始まり野球の面白さを改めて堪能した一年。最後に「アレのアレ」までたどり着いた岡田タイガース。おめでとう。』
リーグ優勝の際は、ビールかけ祝勝会での岡田監督の挨拶が印象に残りましたが、今回は平田勝男ヘッドコーチのビールかけ祝勝会での中締め挨拶ですね。
※お時間がある方はこちらからご覧ください。酔っ払いのオヤジギャグですが…
今シーズンの阪神が、新外国人やドラフト加入の新人を除けばたいした戦力補強もなく勝てたのは、従来いる選手をうまく配置し、打順と守備位置を固定することにより、責任を持たせて使い続けたことによる適材適所の妙でしょう。
先発ローテーション投手は西勇輝選手の32歳が最年長。野手のレギュラー陣は1994年生まれの木浪選手、大山選手、近本選手が最も年上という若いメンバーばかりです。次の「アレ」(リーグ優勝)が18年後、「アレのアレ」(日本一)が38年後ということはないはずです。
阪神タイガースファンの皆様、38年ぶりの日本一おめでとうございます。
大河ドラマ「どうする家康」は第42回になり、信長没後に天下統一を果たした秀吉も倒れ、家康が政治の中心となる中で石田三成との対立が深まり、天下分け目の戦へと決戦が迫ります。今後の展開が楽しみになってきました。
さて今回は、10月28日に行われた岡崎城下家康公秋まつりの「家康行列」を観覧してきました。家康行列とは公募で選ばれ徳川家康公を始めとする三河武士団、姫列など700余名が市内中心部を練り歩く時代行列で、2018年には松平健さんが徳川家康役で出演しています。今年の家康行列のルートは、伊賀八幡宮から乙川河川敷までの2.5kmを練り歩くコースです。
家康行列は、江戸時代に岡崎城内の映世神社で10月18日に行われていた「映世明神祭礼」隊列を組んで戦法を鍛錬した儀式が起源といわれます。この映世神社は本多忠勝を祀る神社であり、のちに家康を祀る東照宮と合併して現在の龍城神社になりました。それから、家康の忌日である4月17日が例祭日に変わったそうです。
今年の家康行列は、大河ドラマ「どうする家康」で岡崎が舞台になっていることもあり、混雑が予想される為に延期されましたが、特別出演者に山田 裕貴さん(本多忠勝 役)杉野 遥亮さん(榊原康政 役)板垣 李光人さん(井伊直政 役)北川 景子さん(茶々 役)が行列に参加となり、特別観覧エリアが設けられました。この特別観覧エリアは、入場無料で10,000人限定でしたので、受付開始日に応募したところ60,000人の応募があり抽選の結果は残念ながら落選となりましたが、少しでも雰囲気が感じられるかと思い行列の出発点になる伊賀八幡宮へ向かいました。ここでは、特別出演者を含む決起式が開かれ、敷地内は関係者以外立ち入り禁止でした。行列がスタートすると一般公募により選ばれた徳川家康公と徳川四天王はじめとする三河武士団が、騎馬隊と共に勇壮に練り歩いていました。
岡崎市長
龍城神社 井伊直政
榊原康政 本多忠勝
徳川家康
この後、特別観覧エリアに移動しましたが、一帯の路地は警備員によって封鎖されていました。このエリアより山田裕貴さん、杉野遥亮さん、板垣李光人さん北川 景子さんが行列に参加するようでしたので、何とか一目見ようと場所取りをして待ち構えていました。
山田 裕貴さん(本多忠勝 役) 杉野 遥亮さん(榊原康政 役)
板垣 李光人さん(井伊直政 役) 北川 景子さん(茶々 役)
こちら側には、振り向いていただけなかったのが残念でした。
それから乙川河川敷にてトークイベントがありました。
ここも特別観覧エリアでしたので、乙川の対岸から参加しました。
今回のような家康行列は、岡崎市にとって今までにない最大のイベントになったと思います。
大河ドラマの展開も然り、この4人が今後大活躍していくのが楽しみになる行事になりました。