こんにちは。本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。ゴールデンウィークも終わり日々の生活に戻っている頃とは思いますが、行動制限やマスク規制の無い、初の大型連休だった事もあり、思う存分遊んで、まだ休みボケしてるって方もお見えになるかも知れませんね。昼間は汗ばむ季節となり、暑さにまだ慣れていない体で体調を崩しやすい時期です。五月病と相まってなんとなく気分がすぐれない方も多いのでは無いでしょうか?無理をせずマイペースで頑張りましょう。
さて、この時期の特徴の一つとして、シロアリについての問い合わせが多くなることです。『壁と床の隙間から何か虫が出て来た…』『床がぶかぶかして来た…』『台所に小さな羽がいっぱい落ちている…』等々、お自宅にそんな症状は出ていませんか?
シロアリの多くは“ヤマトシロアリ”と呼ばれるもので、寒い地域(北海道の北部)以外の日本全土に生息しています。5月頃~6月頃に繁殖期を迎え、活発に活動をします。浴室や台所など、水廻りに発生することが多いです。そのほかにも“イエシロアリ”と言う種類も割と多くいますが、こちらは温暖な沿岸地域に多いと言われています。ヤマトシロアリよりも行動範囲が広く、屋根裏などにも生息しているとも言われています。他にも多くのシロアリが存在しますが、どの種類も湿気を好み、初夏のこの時期に活発に活動します。
シロアリは日が当たらない場所や風通しが悪く湿気の多い場所を好みます。ご自宅の浴室の入口やサッシ廻り、台所の流し台付近、下駄箱裏側、ウッドデッキの下などを点検してみて下さい。また、ガーデニングの木材を使った装飾や使っていない木材などが、庭に飾ってあったり、放置してあるような状況だと、シロアリの格好の餌場となっている可能性もあります。定期的なチェックをするようにして、早めの対処をする事がご自宅を長持ちさせる秘訣となりますので、この機会に一度ご自宅の点検をすることをお勧めします。また、『うちは鉄骨造(S造)だから大丈夫』『うちも鉄筋コンクリート造(RC造)だから大丈夫』と思っている方お見えになりませんか?躯体はS造やRC造でも内装に関しては下地を木材で組む事がほとんどです。また、離れや車庫など普段あまり気に留めていない建物もチェックしましょう。
本日はこの時期に問い合わせの多い、シロアリについて書きました。発生する前の事前の予防も大事ですが、シロアリの薬剤の効果は5年と言われています。また、近年のシロアリは屋根裏に生息するなど薬剤散布していない箇所に発生することも報告されています。家は大切な財産です。少しでも良い状態を長く保てるよう、日ごろの点検をこまめに行いましょう。
本日も最後までブログを読んでいただきありがとうございました。