連日の猛暑日ですが、各地で線状降水帯というゲリラ豪雨により愛媛県の松山城の土砂崩れがありましたね。
岡山県にも松山城がありますが、こちらは備中松山城といい、混同した名前が多くある為に別名にしたところもあるようです。
共に日本100名城に選ばれていますので、大切な文化財を守りながら防災意識を高めていかなければいけないですね。
今回は、日本100名城の中でも備中松山城、奈良県の高取城と共に三大山城とされる岐阜県の岩村城に行ってきました。
岩村城は信濃国から木ノ実峠を越えて三河国へ抜ける街道の要地にあり、標高約721mの日本最高地に築かれた山城で、城山の山頂に本丸が築かれ、二の丸、八幡曲輪などが階段状に配置され、山麓には居館が設けられていた。山全体に石垣が巡らされ、石垣の総延長は1.7kmに及び、石は約4万個を使用したという。
片道30分くらいの登山でしたが、道中の案内看板が写真映えする所にあるのに感心しながら頂上まで行きました。
本丸跡からの景色は雲海が見ることができそうな感じで壮観でした。
現存建物はないですが山の麓には、岩村歴史資料館があり岩村の歴史を知ることができました。
「女城主」と呼ばれていた織田信長の叔母(おつや)は、元亀3年(1572年)に武田信玄の24将の1人、秋山虎繁が侵攻してきましたが、自ら采配を振り籠城作戦に出ましたが、城兵や領民を守るために敵将との結婚を条件に開城したことが云われのようです。
また、岩村城の麓に商家の街並みとして国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている女城主ゆかりの城下町があります。
さっそく、散策しました。
女城主・岩村醸造で甘酒のソフトクリームをいただきました。一見すると普通のソフトクリームですが、一口食べると甘酒のやさしい味わいが広がりました。
かんから屋のかんから餅は、一見はおはぎのようですが、ふんわり柔らかな餅になっていました。
明知鉄道の岩村駅まで城下町の街並みがありました。
先日にメーテレの番組で駅舎に焼肉屋があると紹介していましたが、気付かなく残念でした。岩村の城下町は、朝ドラ「半分、青い。」のロケ地にもなっており、美味しい水や新鮮な野菜や果物から生まれたメニューもあり戦国時代からの古き良き時代を感じることができました。