今年の愛知県は、大寒波の影響による大きな混乱がないのが幸いですが、まだまだ寒い日は続いていますね。
さて、2023年2月5日のブログで岡崎城より大樹寺の展望(ビスタライン)を紹介しましたが、今回はその大樹寺に行ってきました。
大樹寺とは、松平家・徳川将軍家の菩提寺として名高く、大河ドラマ「どうする家康」にも大きな分岐点として登場していました。家康が19歳の時に桶狭間合戦により今川義元が倒れたので身の危険を感じ、大高城から大樹寺に逃れ、13代住職登誉上人に先祖の墓前で自害すべく覚悟のほどを表すと、上人の言葉は「厭離穢土、欣求浄土」戦国乱世を住み良い浄土にするのがお前の役目と訓し、悩める家康を翻意させ、家康はこれを座右の銘としたと言われています。
本堂と山門
岡崎城よりご先祖を祀る大樹寺を拝することができるように3代将軍徳川家光公が寛永の大造営(1636〜1641)に本堂などを配置しました。それが384年の時が流れても岡崎市民によって守られていることは素敵なことですね。
今回、訪れたのは夜にお楽しみなイベントの予定もあったからです。
カウントダウンをしています
約7分間のプロジェクションマッピングは素晴らしいものでしたね。
その後、先着順の「うさぎ汁」の振る舞いをいただきました。
「うさぎ汁」とは、うさぎの肉を入れた吸い物を将軍家が正月行事にいただいていたものにあやかっています。八丁みその味付けで美味しかったです。
この「うさぎ汁」は、元旦の0時に岡崎城にある龍城神社でも振る舞われています。
後日には岡崎城でもイベントを開催していました。
岡崎城と大手門
重要文化財との幻想的な光のアートに魅了されました。
皆様も機会があれば、幻想的な光とのコラボレーションを体感してみてはいかがでしょうか