大河ドラマ「どうする家康」は第19回になり、第17回、第18回では三方ヶ原合戦が大きな節目になりましたね。
武田信玄役の阿部寛さんが大変印象に残る場面でした。
今回も家康ゆかりの地として、静岡県の久能山東照宮と駿府城を紹介します。
まず久能山東照宮へは、駿河湾に面した表参道より1159段の曲がりくねった石段を登る事もできるようですが、今回は日本平ロープウェイで5分の空中遊覧で到達する手段を選択しました。乗車途中はゴツゴツとした岩肌が多く見られ地面が隆起してできた山なのが実感できました。
上まで行くと駿河湾と日本平の絶景を堪能できました。
桜門〜本殿〜石の間〜拝殿と色鮮やかな彫刻が見どころで、特に本殿の上部にある彫刻は家康のメッセージなのかもしれません。
本殿の左側を進むと神廟と言われる家康が葬られている墓があり、元々は小さな祠であったものを家光が石造りにしたようです。
他に唐門、東門、廟門、玉垣、渡廊、日枝神社本殿、神庫、神楽殿、鼓桜、神厩などの重要文化財が多くあります。博物館にはお宝がたくさんあり家康が乗っていた籠がありましたが、思ったより小さくて驚きました。
次の駿府城は静岡駅のすぐ近くで、学校や病院、静岡県庁などの施設が駿府城の外堀にあり整然としていました。
二ノ丸堀を渡り東御門から本丸御殿へ入りましたが、二ノ丸堀より中側は駿府城公園になっていました。天守・天守台は復元されていませんが、家康が大御所になってから駿府城を近世城郭として築城し直されたとされていますので、今後もし復元されるのなら楽しみですね。
久能山や駿府城を見ることで、家康の余生を過ごした背景を感じることが出来ると思います。
この機会に訪れてみてはどうでしょうか。