第33回夏季オリンピック・パリ大会は7月26日に市中心部のセーヌ川を舞台に開会式が行われ大会が幕を開けました。
今大会の日本勢初メダルとなる金メダルを獲得したのは、柔道女子48キロ級の角田夏実選手。このメダルが日本の夏季オリンピック通算500個目となりました。
角田選手の大会第1号を皮切りに、日本勢のメダルラッシュで連日盛り上がっています。
8月8日現在、金メダル12個、銀メダル6個、銅メダル13個を獲得しています。皆さまはどの競技、どの場面が印象に残っていますか?
妹の無念を晴らし、2連覇を達成した柔道男子66キロ級の阿部一二三選手。
最後のトリックで97.08点を叩き出し、大逆転で2連覇を果たしたスケートボート男子ストリートの堀米雄斗選手。
抜群のチームワークで3.267点差を最終種目の鉄棒で大逆転し、金メダルを奪還した体操男子団体。
日本馬術界92年ぶりのメダルとなる銅メダルをつかんだ総合馬術団体の「初老ジャパン」。
挙げればきりがないくらい、数多くの偉業を達成してくれました。
個人的に一番驚いたのは、フェンシングのメダルラッシュです。フェンシングが国技とされる地元フランスの7個に次ぐメダル5個(金2、銀1、銅2)を獲得。大会前は通算3個にとどまっていましたが、パリオリンピックだけで過去のメダル総数を超える快挙を成し遂げました。日本フェンシング界に何があったのでしょうか?
またサーフィンでは合成写真のような「奇跡の一枚」も話題になりました。
大変盛り上がっているパリオリンピックですが、視聴者として一番の敵は時差です。パリと日本では7時間の時差があります。リアルタイムで見る場合、深夜や早朝の時間帯に放送されることが多いため、熱戦が繰り広げられる中で、睡魔との戦いがあります。頑張って夜更かしをして応援していたけど、大事な場面で寝てしまい、朝のニュースで結果を知る…という方も多いのではないでしょうか。
パリオリンピックも残すところあと数日ですが、気になるのは閉会式。トム・クルーズがパフォーマンスを行うとの噂ですが、ミッションは実行されるのか?
開会式では一部の演出を巡り物議を醸していましたので、閉会式ではどのようなフィナーレを演出予定なのか楽しみです。
かなり気の早い話ですが、次回の夏季オリンピックは2028年ロサンゼルス大会です。パリ大会では実施されなかった野球が復活します。ロサンゼルスで野球といえばあの選手は出場するのか…
2026年にはWBCもありますし楽しみの多い4年間になりそうです。