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見学会・内覧会
2022
10.15
挙母祭りの歴史と見どころ

10月に入り、1日の寒暖差が大きい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今週末、10月15日(土)・16日(日)に挙母祭りが開催されます。

「挙母祭り」って何?という方もいらっしゃると思いますので、公式サイトより引用させていただき、挙母祭りの歴史と見どころについてご説明します。

 

【挙母祭りについて】

挙母祭りは、挙母神社の例祭として寛永年間(1624年~1643年)の頃より行われ、古い記録に寛文4年(1664年)飾奉四輌((東町・本町・北町(現在の中町)・神明町))獅子舞(南町)後にかさ鉾(西町・竹生町)とあり、この頃には今の原型となった飾り車が存在していたと考えられています。 寛延三年(1750年)には、挙母藩の命を受け南町が飾車をつくることとなり、安永7年(1784年)に新北町(現・喜多町)が飾車を出し、併せて今の8町になりました。

この頃、各町が挙母神社にて8歳~12歳の子供たちによる歌舞伎狂言を二幕ずつ奉納競演した後に、七州城(現・豊田市美術館)へ山車を引き入れ、藩主・家臣らが歌舞伎狂言を観覧しました。この様子は、明治初期に川上呉山によって描かれています。

(豊田市郷土資料館 所蔵)

 

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その後、文化年間(1804年~1817年)に飾車の改造が相次ぎ、藩主より倹約令が出され、山車を隔年で出すよう改められ、豊作の年に村中の請いにより山車を出すことを許されました。

祭りは、毎年陰暦の9月18日・19日に行われていましたが、明治維新後に大きく変化し、試楽・本楽の日も太陽暦の10月18日・19日になり、城中への山車の引き込みを取りやめ、各町内を引き廻すことになり、歌舞伎狂言も児童演芸の禁止令と共に消滅してしまいました。

現在では、会社勤めの氏子も増えて第3日曜の本楽祭と、その前日の土曜に試楽祭を開催するように変わり、多くの皆様に親しまれております。

 

【見どころ】

八輌の山車は、県・市の有形民俗文化財に指定。ヒノキ、樫、紫檀、黒檀など上材が使われ、打敷で培われた技法を施した豪華な本幕や長野県諏訪の名工 立川和四郎作の彫刻をはじめ、飛騨高山の村山群鳳、名古屋の瀬川重光や早瀬長太郎と言った山車彫刻では名の通った作者の彫刻で飾られています。

山車の特徴は、梶が後方のみとなっており、曲線を帯びた独特の形状をしている。また、上山は六本柱となっており、彫刻を付けるためだったとも言われている。各町には、先人より伝えられてきた品があり、旧東町には宝暦6年(1757)藩主内藤政苗公より襖を拝領、旧本町には、天明5年(1785)には紀伊家より内藤学文公に与えられた蔓葵の紋が拝領された。これら山車そのものを見てみるのも良いし、紙吹雪が乱舞するなか、曳きまわされるところを見ても良い。

こうした格調ある山車が曳きまわされる中、一番の見どころと言えば、2日目の本楽に見られる挙母神社境内での曳き込みと曳き出しです。
10時の号砲の後、各町代表者の合図にて、一輌ずつ威勢よく駆け込んで入り、16時の号砲後は、曳き出しで、重い山車を綱と梶の絶妙な駆け引きで大楠前を曲がり、境内を後にしていきます。

そして最後に、もう一つの見どころがあります。

それが「泣き別れ」です。挙母神社を曵き出された山車は、元城町1丁目交差点(豊田信用金庫本店前)で、上町は南に、下町は北に、それぞれ帰っていきます。

「泣き別れ」では、華車の町から無事催行のお礼の挨拶と、次年の華車の町への申し送りがなされます。また挙母祭りが子々孫々受け継がれて行くこと、挙母祭り 関係者・お客さまほか皆さんが無事帰られることを祈念し、来年の再興を誓います。

 

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当日は、ひまわりネットワークによるテレビ中継とYouTube配信があるそうですので、現地へ行けない方もお楽しみいただけるのは嬉しいですね。

 

また、山車の曳きまわし、日曜の曳き込み・曳き出し時は各所にて通行止め等がありますので、交通規制にはご注意下さい。

※当社前(東側)の道路も、日曜の曳き込み・曳き出し時は通行止めとなります。

 

祭りの最後には、奉納花火が午後7時~7時半の予定で行われます。意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

夏のおいでん祭りのような規模ではありませんが、秋の花火も味わいがあります。

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※当社も奉納花火に協賛させていただいております。

 

週間天気予報を見ると、16日(日)の天気が少し心配でしたが…雨マークが消えました。

感染対策をきちんとして、久しぶりに山車が曳かれる勇壮な祭りを楽しみましょう!

 

◆挙母祭りの詳細につきましては公式サイトにてご確認下さい。

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