東京オリンピックからわずか半年後に行われた冬の北京オリンピック。
今大会は、スキージャンプでのスーツ規定違反やフィギュアスケート選手のドーピング問題など、混乱とも取れる場面が多く見られました。
こうした中でも、日本代表選手は冬のオリンピックで過去最多となる18個のメダルを獲得して大きく躍進してくれました。
【メダルは18個】
▼金メダル「3」
平野歩夢(スノーボード男子ハーフパイプ)
小林陵侑(スキージャンプ個人ノーマルヒル)
高木美帆(スピードスケート女子1000m)
▼銀メダル「6」
鍵山優真(フィギュアスケート男子シングル)
小林陵侑(スキージャンプ個人ラージヒル)
高木美帆(スピードスケート女子500m・1500m)
日本(スピードスケート女子団体パシュート)〔佐藤綾乃/高木美帆/高木菜那〕
日本(カーリング女子)〔吉田夕梨花/鈴木夕湖/吉田知那美/藤澤五月/石崎琴美〕
▼銅メダル「9」
宇野昌磨(フィギュアスケート男子シングル)
堀島行真(スキーフリースタイル男子モーグル)
森重航(スピードスケート男子500m)
渡部暁斗(ノルディック複合個人ラージヒル)
村瀬心椛(スノーボード女子ビッグエア)
坂本花織(フィギュアスケート女子シングル)
冨田せな(スノーボード女子ハーフパイプ)
日本(フィギュアスケート団体)〔宇野昌磨/鍵山優真/樋口新葉/坂本花織/小松原美里/小松原尊/三浦璃来/木原龍一〕
日本(ノルディック複合団体)〔渡部暁斗/渡部善斗/永井秀昭/山本涼太〕
こうしてメダリストを列挙するとあらためて今大会の偉業がわかります。平野歩夢選手の人類史上最高難度の超大技や小林陵侑選手の大ジャンプ、日本選手団主将・高木美帆選手のメダルラッシュなどなど…。
皆さんの最も印象に残っているのは、どのメダルを獲得した場面でしょうか?それとも惜しくもメダルに届かなかった場面でしょうか?それとも大人気の大会公式マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」でしょうか?
私はカーリング女子のロコ・ソラーレですね!
初戦から決勝戦まで11試合、各国との力量が拮抗していた為、どの試合も目が離せませんでした。1次リーグが終了したインタビュー後に、準決勝への進出を告げられたシーンは日本中が歓喜したのではないでしょうか。
カーリングを観戦する楽しさはゲーム性だけでなく、試合中に選手の会話が聞けることです。前大会の平昌オリンピックでは「そだねー」がフィーチャーされましたが、今大会は「ナイスー」の声掛けをよく聞きました。狙い通りのショットはもちろんですが、微妙なショットでも何かしらのメリットを見つけて「ナイスー」と声掛けをして、次のプレーに切り替えていました。そんなポジティブで優しい「ナイスー」は、テレビで見ている我々も明るい気持ちにさせてくれます。この「ナイスー」は、スポーツだけでなく、ビジネスシーンでもチームのムードをポジティブに保てるコミュニケーション術だと思いました。
日本代表選手の皆さん本当にお疲れ様でした。そして連日楽しませていただきありがとうございました。