カテゴリー:時事・季節関連
ようやく朝晩は秋らしくなってきました。真夏のような格好で寝ていると流石に肌寒く感じます。日中はまだ暑くなる日もありますので寒暖差で体調を崩さないようお気をつけください。気温の変化は季節の移り変わりを感じ、また紅葉などの秋の景色に欠かせないものではありますが、この寒暖差が健康に大きな影響を及ぼすことをご存知でしょうか?
「寒暖差疲労」という言葉を耳にしたことはございますか?特に思い当たる原因がないのに「なんとなく体がだるい」「イライラする」「頭痛・めまい」といった、心身の不調が続くようでしたらそれが「寒暖差疲労」かもしれません。成人の体温は体の機能を正常に保つためにだいたい36度前後か高くても37度くらいに保たれています。この体温維持に重要な役割を果たすのが自律神経です。生活環境の寒暖差が小さければ心配ないのですが、大きくなると体温維持のために自律神経の動きが必要以上に活発となり、大きなエネルギーを消費し、疲労が蓄積してしまうそうです。適度な運動や十分な食事と睡眠(休息)で体力を回復するとともにあまり気温の変化の激しい環境に身をおかないことが予防となります。
日中と夜間の寒暖差もそうですが、家の中でも寒暖差による体調不良が起こりやすくなります。やはり健康に暮らすためには室温の差をできるだけなくすことが大切です。
このブログでも以前取り上げたことがありますが、現在の住宅に求められる最も重要な性能の一つが断熱性能です。令和4年6月公布の「改正建築物省エネ法」で全ての新築建築物は省エネ基準に適合することが義務付けられました。令和6年4月以降に販売・賃貸される新築建物は省エネ性能ラベルを表示する必要があります。この表示により購入や借りる際に消費者が物件の省エネ性能を把握し、また比較して物件を選択することができるようになります。
本来は温室効果ガス削減目標を達成するための省エネ基準ですが、私たちの日々の暮らしの中では、光熱費の削減と健康生活の実現の方が実感できるのではないかと思います。もちろん高断熱性能を得るためはそれなりに建設費が上昇します。これに対しては、各種の補助金のほか、住宅ローン減税においても上限金額や金利の優遇措置が講じられています。さらに不動産取得税や固定資産税の減額もありますので高性能な家を結果的に安く手にいれることができます。
現在弊社では豊田市花本町で新築住宅用地を分譲中です。この土地で健康生活を実現する家を建てませんか?弊社ではお客様とじっくりお話して建物プランをご提案します。
例えばNo.6区画では、土地建物併せて4,300万円台でZEHを手にいれることができます。
(参考プラン)
高台で災害に強く、駅から約500〜600mと利便性の良い立地に、建売住宅では得られない、お客様のライフスタイルに合わせたマイホームで毎日の暮らしを楽しみながら省エネ生活と家族の健康生活を両立してみてはいかがでしょうか?
二十四節気の処暑も過ぎた時期ですが、相変わらず暑い日が続いています。北海道で35℃を超える暑さだそうです。最近は豊田市が全国ニュースで最高気温の地域に挙げられることも多くなりました。歳がばれますが、私の学生時代は夏休みに炎天下で長時間の部活が当たりまえという、今では考えられない過ごし方でした。昔と比べ暑さの質が変わってきたような気もします。体感温度は軽く40℃は超えています。熱中症など命に関わることもありますので、日中炎天下での活動は避け、適切な水分補給や冷房の使用など体調管理に気をつけてお過ごしください。これだけ暑くなると高校野球をはじめとする屋外イベントのあり方も再考の必要があるかもしれません。
このような高温化は日本だけではありません。国連のグテーレス事務総長は今年「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告しました。7月の世界の気温は過去最高を上回り、日本以外にも地中海沿岸、米国西部、カナダ、中南米、中央アジアや東南アジアでも異常高温や小雨により森林火災の発生や人的被害を被っています。その一方で大雨や台風、竜巻などの災害が発生しています。インド・パキスタンやヨーロッパ北部、米国東部、アジアなどでは大雨による氾濫や洪水により大きな被害が発生しました。日本でも先日の台風6号と7号がもたらした大雨で九州や中国地方では氾濫や市街地でも浸水被害が発生しました。また交通網が分断され、東海道新幹線は二日以上運行に支障が出る事態となり、ちょうどお盆の時期で帰省や旅行の計画を立てていた方は空港や駅で足止めなど大きな影響が出ました。
これらの極端な高温や大雨などの異常気象は世界的な気候変動が生じているためと言われています。その原因は色々あるようですが、我々人間の日々の活動により放出される温室効果ガス(二酸化炭素、メタンなど)による地球温暖化も主な要因とされています。
高温干ばつや豪雨水害はその時だけでなく、農作物の作柄や畜産動物の発育にも深刻な影響をもたらします。秋に向けて収穫の時期になりますが、食料品の値上げや物流コストの増大など経済的な打撃も大きくなってきます。
自分の住む地域が幸いにして大雨や干ばつの被害に遭わなかったとしても地球規模の気候変動による経済的な影響は免れません。またこれらの災害はどこにでも起こり得るものという認識も必要です。
8月24日付の日経新聞に「水没危険地域で人口増」という記事が掲載されていました。
豊田市でも該当地域がありますが、浸水が想定される地域であっても市街化区域の居住誘導区域に指定されており、住宅地が増えているためです。確かに平地で坂も少ないところは住むためだけなら住みやすいのですが、想定外の大雨で排水処理能力を超えると一気に浸水に見舞われてしまいます。日頃から災害への備えやいざという時の避難場所の確認をしておくことをお勧めします。氾濫や浸水については県や市の防災マップに危険度が表示されていますので、お住まいの地域が該当する場合は特に注意してください。これから住宅購入をお考えの方は利便性などと合わせて防災マップの情報も検討材料に加えると良いと思います。
また新築やリフォームをご検討される場合は、地球温暖化の進行を遅らせるための温室効果ガス排出削減目標の達成に貢献できるZEHや省エネ窓の導入もご検討されてはいかがでしょう。電気代や水道代の軽減という現実的なメリットもあります。弊社でも推進しておりますのでお気軽にご相談いただければ幸いです。
こんにちは。本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。この東海地方では去年より3日早く、平年より1日遅い7月20日の梅雨明けとなりました。7月 17日には豊田市の最高気温が39.1度を観測し、この日は日本一暑い観測点となりました。また翌日も18日も37.4度まで気温が上がり、最高気温が35度を超える猛暑日が続いています。暑い日が続きそうなこの夏、熱中症には気を付けたいものです。そこで、本日は熱中症の予防と対策について書きたいと思います。
そもそも熱中症とはどのような状態なのでしょうか?公益社団法人 全日本病院協会によると、『熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。』と定義されております。熱中症はその症状によって3段階(Ⅰ度~Ⅲ度)に分けられています。
Ⅰ度:立ちくらみや筋肉痛、筋肉の硬直(足がつるなどの症状)、大量の発汗
対応としては、まずは涼しい環境に移し脱衣と冷却により体内の熱を外に逃がします。そして水分補給と塩分補給を行う事です。
Ⅱ度:頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
対応としては、Ⅰ度と同様、まずは涼しい環境に移し脱衣と冷却により体内の熱を外に逃がし、水分補給と塩分補給を行う事ですが、自力で水分補給をできない場合や水分補給しても嘔吐を繰り返してしまう場合などは、ためらわずに医療機関で受診しましょう。
Ⅲ度:意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温
対応としては、Ⅰ度・Ⅱ度と同様にしますが、すぐに救急搬送を要請しましょう。救急車を待っている間、患者から目を離さず、わきの下や太ももの付け根付近など血管が集中している部分を冷やし、体温を下げる処置を続けて下さい。意識障害がある場合に無理に口から水分補給をすると、気道に流れ込む恐れがあるのでやめましょう。
以上のように熱中症が疑われる場合の対処方法を書きましたが、それよりも熱中症にならない予防が大切です。暑さを避け室内ではエアコンなどを有効活用しましょう。また、外出時には帽子や日傘を使い、なるべく日陰を選んで外出をしましょう。また、服装は薄着が良いですが、最近ではファンの付いた空調服などもありますので、外で活動される方にはお勧めです。そして、こまめな水分補給と塩分補給が大事ですが、スポーツドリンクなどは糖分も多いので注意が必要です。また、お茶やコーヒーなどは利尿作用があるのであまりお勧めはできません。水分とミネラルを同時に補給できる麦茶などがお勧めです。また、寝不足や二日酔い、下痢などで体調が悪い時も熱中症になりやすいとされています。
本日は熱中症の予防と対策について書かせていただきました。医療機関の情報をコンパクトにまとめたものですので、もっと詳しく知りたいという方は、さまざまな医療機関のホームページを覗いて見て下さい。マスコミなどでも連日、熱中症の注意喚起がされていますので、今更と思われたかも知れませんが、敵(熱中症)を知る事が最大の防御(予防)となります。規則正しい生活を心掛け、健康に夏を乗り切りましょう。本日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
本格的な暑さを迎える前に、やっておきたいエアコンの試運転。暑くなってから故障が分かった時に困らないためで、家電メーカー各社や国は6月ごろまでの実施を勧めています。近年は最高気温が40度を超え、熱中症対策として欠かせないエアコン。今回は、メーカー担当者からの詳しい準備方法をお伝えします。
「夏場はエアコンの工事が集中し、修理や買い替えに数週間かかることもある。早めに試運転して、不具合がないかチェックしてほしい。」とメーカー担当者は言います。
エアコンの冷房は、室内の空気をフィルターを通して取り込み、熱交換器で冷やして室内に戻す仕組みです。内部の熱交換器が冷たくなるため、冷水の入ったグラスが結露するのと同じように、熱交換器の表面にも結露によって水滴が付きます。
たまった水分は、壁に開けた穴を通るホースから屋外に排出されますが、ホースがねじれたりゴミがたまっていたりした場合、エアコンの吹き出し口から漏れ出ることも。暖房の使用時は問題なくても、冷房で不具合が起こることはあるそうです。
試運転をするときは、まずエアコンの電源プラグを抜き、ほこりが付いていれば乾燥した布で拭き取る。プラグの変色や電源コードの傷、ホースのねじれなどがないか、室外機の前に風通しを遮る物を置いていないかを確認します。
汚れやすい内部のフィルターは、外して表面のほこりを掃除機で吸い取ります。最近はフィルターの掃除機能が付いている機種が多いですが、それでも掃除機ほどきれいにはなりません。ほこりをためるダストボックスも定期的にきれいにする必要があります。機種によって異なるため、取扱説明書を見ながら作業しましょう。
準備ができたら、電源プラグをつなぎ、冷房の設定温度を最低にして試運転をスタート。10分ほどして吹き出し口から冷風が出ているか、さらに20分運転してエアコン内部の水漏れ、変な臭いや音がしていないかも確かめます。室温が設定温度より低ければ冷風は出ませんので、気温が高くなった日にやり直しましょう。
メーカーによると、エアコンの修理や設置工事は6月から増え始め、7~8月にピークを迎えます。繁忙期に依頼しても、すぐには対応してもらえないことも多いそうです。
「冬は電気ストーブなどエアコン以外の暖房があるけれど、夏はエアコンがないと困ってしまう」とメーカー担当者。
夏場にエアコンが使えないと熱中症になるリスクが高まります。総務省によると、熱中症の疑いで救急搬送される人は7月から急増し、半数近くは室内にいたそうです。東京23区と大阪市を対象にした調査では、熱中症で死亡した人の8割は屋内にいて、内8割はエアコンを使っていなかったという。
消防庁の担当者は「近年の厳しい暑さで、熱中症を防ぐためにエアコンは重要。暑くなったら使えるように準備してほしい」と話しました。
今年の夏も厳しい暑さが予想されています。本格的な暑さを迎える前に、エアコンの動作を確認し、必要があれば修理や買い替えをして夏に備えてください。